地震のとき子供をどう守る?揺れの最中の「まず低く・頭を守る」——家・保育園・外・寝室の場所別行動

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結論:揺れたら「まず低く・頭を守り・動かない」。ケガの多くは家具と落下物から

2026年7月28日、熊本県で最大震度7の地震が発生し、その後も余震が続いています。地震で子供がケガをする原因は、揺れそのものより家具の転倒・落下物・割れたガラスが多いことが、消防庁の資料でも示されています。だからこそ、揺れた瞬間の数秒で頭と体を低くして守ることが命を分けます。この記事は、いざというときに親と子が迷わず動けるよう、場所別にまとめました。

この記事を書いた人

メーカーの生産技術エンジニアとして14年、工場の設備安全設計・リスクアセスメントに携わってきました。工場の緊急対応と同じで、地震も「考えてから動く」では間に合いません。体が勝手に動くまで、行動をシンプルに決めて練習しておくことが要です。医療的な判断が必要な場面では受診・通報の目安(119)も示します。

基本は「シェイクアウト」——まず低く、頭を守り、動かない

世界共通の地震時の安全行動が「まず低く(Drop)・頭を守り(Cover)・動かない(Hold on)」です。

  • まず低く……姿勢を低くして倒れないようにする。
  • 頭を守る……丈夫な机の下にもぐり、机の脚をつかむ。机がなければ、座布団・クッション・カバン・両腕で頭を覆う。
  • 動かない……揺れが収まるまでその場で待つ。あわてて外に飛び出さない(落下物やガラスが危険)。

子供には「地震だ!ダンゴムシ!」など合言葉を決めて、頭を抱えてしゃがむ姿勢を遊びの中で練習しておくと、本番で体が動きます。

場所別・揺れたときの行動

家の中にいるとき

丈夫なテーブルの下へ。倒れそうな家具・テレビ・本棚・窓ガラスから離れるのが最優先。キッチンは刃物・熱湯・食器が飛ぶので離れます。揺れが収まってから、あわてず火の始末とドアを開けて出口を確保します。

寝ているとき(夜間の地震)

枕や布団で頭を覆い、うつ伏せで守ります。暗闇で足元にガラスが散るため、枕元にスリッパ・靴・懐中電灯・厚手の手袋を置いておくと安全に動けます。赤ちゃんは覆いかぶさるようにして頭を守ります。

外にいるとき

ブロック塀・自動販売機・電柱・看板・ガラスの多い建物から離れます。カバンや手で頭を守り、広い場所や公園へ。落下物の多いビル街では、丈夫な建物の中へ入るほうが安全なこともあります。

保育園・学校にいるとき(子供に伝えておく)

「先生の指示に従う」「机の下にもぐって脚を持つ」「勝手に外へ出ない」を家庭でも話しておきます。引き渡しの約束(誰が迎えに来るか)と連絡手段を家族で決めておきましょう。

車に乗っているとき

急ブレーキは危険。ハザードを出してゆっくり道路の左側に停め、揺れが収まるまで車内で待ちます。子供はチャイルドシート・シートベルトを外さないように。

揺れが収まったら

まず子供と自分のケガを確認し、ガラスの上を素足で歩かない。ドアを開けて逃げ道を確保し、火の元・ブレーカーを確認。余震に備えて、頭を守れる状態を保ちます。倒れた家具の下敷きなど緊急時は119。日ごろの備え(家具固定・備蓄・在宅避難)は地震に備える子供の安全——家具固定・備蓄・在宅避難3つの柱にまとめています。

よくある質問

Q. 揺れたらすぐ外に逃げるべき?

いいえ。揺れの最中に外へ飛び出すと、落下物・割れたガラス・ブロック塀の倒壊でかえって危険です。まずその場で頭を守り、収まってから避難します。

Q. 抱っこしている赤ちゃんはどう守る?

赤ちゃんの頭を手で支え、自分の体で覆うようにして丈夫な家具の下やそばへ。抱っこ紐があれば両手が空き、頭を守りやすくなります。

Q. 子供が怖がってパニックになったら?

まず抱きしめて「大丈夫、一緒にいるよ」と落ち着いた声で。親が落ち着くことが子供の安心につながります。地震のあとの心のケアも大切です。

まとめ

地震で子供を守る第一歩は、揺れた瞬間の「まず低く・頭を守り・動かない」。ケガの多くは家具と落下物なので、日ごろから家具を固定し、頭を守る練習を合言葉で。そして「揺れたら飛び出さない」を家族の約束にしてください。備えと、地震のあとの行動もあわせて確認しておきましょう。

参考

※本記事は一般的な防災情報です。実際の場面では、その場の状況と自治体・気象庁の最新情報、現地の指示に従ってください。

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